名曲弾き語り紹介

デジタルが蔓延したこの時代、音楽を聞き流すことが多くなったのではないでしょうか?僕自身、名曲を知ってはいるけど演奏できないことに気づきました。それではミュージシャンとして違和感を感じ、名曲を演奏し、先人達から多くを学んでいければとの思いからこのブログを作成しました。

名曲紹介13:Piano Man/ Billy Joel

今回ご紹介する名曲は「Piano ManBilly Joel」です。

 

1973年にリリースされたビリー・ジョエルにとっての最初のシングルになります。

4分の3拍子の本楽曲ではハーモニカがリフとして効果的に用いられており、同時期に流行っていたボブ・ディランの影響が多いにあるそうです。

 

では楽曲のコード進行を見ていきましょう。

 

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まずはイントロは印象的なフレーズからはじまります。Dm7-Ddim7とお洒落な響きです。

バーのピアノ弾きのことを歌っている曲ですので、その世界に一気に引き込まれます。

そこからのコード進行はベースが下降していく心地良いコード進行が続きます。

 

ループ的なこの進行は、何処かに向かっているようで何処にも向かえていないこの歌の中の主人公を歌詞だけでなく、コード進行でも表現しているように思えます。

 

 

本楽曲は歌詞もとてつもなく素晴らしいので、まだご覧になったこと無い方はぜひ和訳も見てみてくださいね。

 

歌詞とアレンジ、コード進行が引き立てあって楽曲の世界観を表現している名曲中の名曲と言えるでしょう。

僕はこの曲でジントニックを初めて知って、飲んだ時感動しました。

 

 

今回も本楽曲をカバーしました。是非ご覧ください。