名曲紹介06: Blackbird/ The Beatles
今回は「Blackbird /The Beatles」をご紹介します。
本楽曲は、1968年にレコーディングされました。
作曲者のポール・マッカトニーは当時26歳。言うまでもなく、若くから素晴らしい才能を発揮していますね。
本楽曲は、当時アメリカの公民権運動が盛り上がりをみせる中、白人の生徒しか通学を許されていなかったル高校に9人の黒人生徒が入学を認められた出来事をインスピレーションにしているそうです。( 知らなかった・・・。)
楽曲の構成は非常に巧みで、キーGから始まり、コーラスパートではキーFに転調しています。コード進行を書きましたのでご参考までにどうぞ。
ベースラインが滑らかに繋がるようなコード進行が意識されており、聴いていて非常に心地が良いです。特にAメロ冒頭のドミナント・モーションを繰り返しながらもベースラインが半音ずつ下がっていく所は見事としか言いようがありません。
私もこの曲をカバーしてみましたのでよろしければご覧ください。今回少し自分なりにアレンジを加えてみました。
名曲紹介05: 愛にできることはまだあるかい / RADWIMPS
今回は「愛にできることはまだあるかい / RADWIMPS」を紹介します。
本楽曲は映画『天気の子』の主題歌であり、
映画『君の名は。』で大ヒットした新海誠監督とRADWIMPSのタッグの第二弾になります。
楽曲はピアノをメインとしたシンプルかつ、最近の米津玄師などで多く見られる、循環コードを多用した作りになっています。
バラードなこともあり、長尺の曲ですが、ピアノ弾き語りから始まり、徐々にエレクトロニック要素、ストリングス、バンドサウンドが追加され飽きずに最後まで聴くことができます。RADWIMPSの魅力はこのアレンジの幅広さだと個人的に思っています。
コード進行のメモも置いておきます。
Ⅳ-Ⅲm-Ⅱm-I が基本の流れになっています。
大サビ「〜愛だから」の所、V-V#dim-Ⅵm の所が泣きの進行になっています。ここが、いわゆる泣けるポイントになっていて、邦楽ロックで非常によく使われる進行だと思います。
今回もカバーをしてみましたのでよろしかったらご覧ください。
名曲紹介04: Yesterday / The Beatles
今回紹介する名曲は「Yesterday」。あまりにも有名なビートルズの名曲です。
2019年10月から日本で公開される映画「イエスタデイ」のタイトルにもなっているので取り上げてみました。
本楽曲は1965年、作曲者のポール・マッカトニーが23歳の時にレコーディングされた楽曲です。今回も僕自身で弾き語りをしてみましたが、実際に弾いてみることでの発見が多かったので記載しておきます。
こちらが本楽曲のコード進行です。まずVerseの部分は7小節で構成されています。
僕自身ビートルズが大好きで何度もこの曲を聴いていたのですが全然気づいていなかったので驚きでした。この7小節の作りのお陰で、ダラダラしない、ある種、緊張感のある作用があるように感じました。
また随所に Ⅲ7 → Ⅵm
の流れが多く(平行調への転調)、マイナー感があってとっても切なさが表現されていますね。
Chorusの頭の Ⅲ7 /Ⅶなどベースラインにこだわりが見られ流石ベーシストだなぁと関心いたしました。自分の作曲にも多いに取り入れたいと思います。
もしよろしければ、ぜひ僕の弾き語りもご覧ください。
名曲紹介03 : I Want You Back/The Jackson 5
今回紹介するのは「I Want you back / The Jackson 5 」
スーパースター、マイケル・ジャクソンが当時10歳。この頃のマイケルとても可愛いですね。しかし歌唱力の完成度が凄まじい・・・。
ファンクのお手本のような素晴らしくポップな楽曲ですが、この映像、
コーラスしながら、ダンスしながら、正確なリズムで本当に上手い。海外のミュージシャンのレベルは高いですからこのくらい簡単なんですかね?
乾いたスネアの音やギターの音も完璧ですね。
さて、この曲もカバーしてみました。実際にやってみるとリズムと歌の絡みが本当に難しいです・・!
ちょいちょいミスりながらやってます・・・。汗
原曲キー A♭ですがDに下げて歌ってます。コード進行もそれに合わせて書いてます。よかったらどうぞ。
名曲紹介02:荒井由実/ひこうき雲
今回の名曲紹介は「荒井由実/ひこうき雲」です。宮崎駿監督の映画「風立ちぬ」の主題歌に起用され一般的な知名度を上げました。
リリース年は1973年。このとき荒井由実さんは19歳・・・(!)恐ろしい才能ですね。
僕自身もこの楽曲は映画で知りましたが、特に楽曲のアレンジの完成度の高さに感動しました。
調べた所によると編曲はキャラメル・ママ(後にティン・パン・アレー)、細野晴臣(b)、松任谷正隆(key)、林立夫(ds)、鈴木茂(g.)というなんとも豪華メンバーになっています。細野さんのベースってなんでこうも良いんでしょうね・・・。
この楽曲もカバーをしてみました。
使ったコード進行のメモはこちらです。女性キーの曲なのでCメジャーで歌っています。クリシェ進行が続くAメロが美しいですね。
サビの
Vm7→Ⅳ
の所がグッときますね。上手く楽曲で使えるようになりたいです。
名曲紹介01:Your Song / Elton John
今回紹介する名曲は「Your Song / Elton John」。
メロディとピアノのコードの絡みが秀逸で何度聴いていても飽きません。
1969年に作曲されたそうで、わずか10分間で作曲された(!?)そうです。
この時エルトン・ジョン22歳。流石に10分では正直盛りすぎでは・・・とは思いますが、名曲なのは間違いありません。
1970年同年にリリースされた曲としてBeatles 「Let it be」があります。この時代をリアルで感じていたら・・・と思うと羨ましくもありますね。
僕もカバーをしてみましたのでよろしかったらご覧ください。
カバーする時に作った雑なコード進行表です。もしなにか使えれば自由に使ってください。
V / Ⅶ
Ⅲ / Ⅵ♭ → Ⅵm
など美味しいコード進行が盛りだくさんで自身の作曲に活かしたいと思います。